いよいよ、本格的なバブル崩壊現象が現れ始めます。それでも、消費熱はすぐには冷めません。バブル神話が永久に続くと信じている層もまだいたのです。
90年台に入って「トリプル安(株・債権・円)」が直撃して、日本経済は一気に下降し始めます。
しかし、‘90年には土地神話が完全崩壊に向かうのを尻目に、小売についてはまだ「売れて」いたのです。チラシの様子は、まだ「売る」姿勢を見せています。ただ、翌’91年になると、一変。チラシ表現は「品揃え」強調や「ディスカウント」「安売り」の文字が無数に飛び交い、黙っていても売れた時代が終わったことを示しています。
モノが売れない時代の到来です。「処分」を意味する赤地や赤文字が目立ち始めます。
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