顧客の目は肥えている
顧客への価格訴求。

セールスプロモーションでは、「お客さまは賢い」ということを踏まえておくことが必要です。
お店の方でも、他店の価格の動向を見て、少しでも安い価格設定をしているように、お客さまの方でも、チラシを見比べて、マヨネーズはA店で、キャベツはB店で、と買い分けをしているのも確かです。
また、このコンテンツでも、安く見せる工夫を情報提供していますし、チラシNETでもそのように制作しています。

しかし、ここでは、お客さまの心にふとよぎる疑念をとりあげてみましょう。
「売り」の姿勢のインパクトは必要ですが、とりわけ価格訴求だけで釣る、ということだけでは、お客さまは「なぜ安いの?」と考えます。
夕方になって売れ残りそうな刺身は、50円引き、100円引きと、シールがダブって貼られますが、缶詰やレトルトが安いのはなぜだろう、と考える人もいます。

賞味期限、在庫期間、原産地、輸入元などいろいろ勘ぐることもでてきます。
平成19年に起きた、賞味期限の改ざん、売れ残りの再包装、肉類の不正表示に始まり、平成20年早々に起きた中国産ギョーザの農薬混入を皮切に、次々と暴かれてきた原産地の偽装など、表面からはわからない不祥事が、生活者がものを買うときの意識を変えていきます。
衣料品なら、売れ残り一掃、サイズ不揃い、目立たない程度のキズありなど、正直に表示する方がダメージはありません。
食品の場合でも、安い理由を納得していただく上手な理由があれば、かえって生活者も快く買っていただける場合もあると思います。
それは、チラシの制作以前の、マーケティングやセールスプロモーションの分野ですが、チラシNETでは、「売り方」や「売れる表示」についてもいっしょに検討させていただいています。

別のところで、価格の表示をご説明していますが、たとえば、正価(または当店表示価格)12000円を、12000円と線で消して、お値打ち価格7000円、としても、お客さまは、はじめから7000円で12000円は勝手なでっち上げなのだ、と思う人がほとんどではないでしょうか。定価がどの店でもほぼ一定している商品は別です。
お客さまは、少しでも安い商品に敏感である一方、値段をダンピングしない商品は、ブランドの力があり、それだけ信用できることを知っています。
小手先に走らない、マーケティングの本質をふまえておく必要があります。

NEXT ISSUE
業界最安値B4両面カラー印刷 データ確認無料の安心印刷
NEXT ISSUE